冷え性な方にはデカフェがおすすめ！冷え性とカフェインの繋がりって？

 

この記事を読むための時間：3分

 

女性に多い身体の悩みの一つである冷え性は、季節関係なく現れることがあります。

特に末端となる手足の冷えは、眠れないことやしもやけ・あかぎれなどの症状を起こしやすくなります。

そんな辛い症状を抱える方におすすめなのが、カフェインを抑えたデカフェです。

こちらでは、なぜデカフェが冷え性改善におすすめなドリンクなのか、そして冷え性とカフェインの繋がりには、どんなものがあるのかを一つ一つ紐解きながら解説します。

またデカフェの味は、通常のコーヒーとどの程度違うものなのかなど、デカフェをはじめて取り入れ方も知っておきたいポイントを含めながらご紹介しましょう。

 

カフェインは身体を冷やすってホント？

コーヒーや紅茶などには、カフェインと言われるアルカロイドの1種が含まれています。カフェインは、鎮痛作用があるため、頭痛薬や風邪薬の成分にも含まれる成分です。

カフェインといえば、眠気覚ましの覚醒作用や疲労回復などにも効果的と言われていますが、それらと共に利尿作用が高いことでも知られています。

この利尿作用が身体の冷えに大きく影響しており、身体の水分を排出しすぎてしまうことで、体温低下に繋がってしまいます。

ホットコーヒーは、身体を温めてくれるものと思いがちですが、過剰摂取してしまうと逆に身体の熱を奪ってしまうことになるのです。

 

そもそも冷え性になる原因と主な症状って？

冷え性は、血行の流れが悪くなることによって起きる、身体のバランスの乱れです。身体は、環境の変化などに応じて体温調節をしながら身体を一定温度に保とうとしますが、それが部分的に行えないのが冷え性です。

冷え性が起こる原因は、さまざまあると言われており、ストレスによる自律神経の乱れから血流や温度調整がうまく行かなくなることもあります。

また冷え性は、主に4つのタイプに分かれております。手足の冷えやすい末端冷え性や下半身が冷えやすい内臓冷え性、さらにはそれらの症状が進んで起きるほてり冷え性や全身冷え性などもあります。

それぞれ起きる症状も異なりますが、悪化しないように早めに改善することが大切です。

 

カフェインが冷え性改善に繋がることも

ここまでの流れだと、冷え性に悩むならカフェインは控えるべきと思う方も多いですが、実は、カフェインが冷え性改善に繋がることもあります。

カフェインには、脂肪燃焼効果や血行促進する働きもあるため、1〜2杯程度のカフェイン摂取は、効果的とも言われています。

また身体の体温を下げる利尿作用も身体の余分な水分を外に排出してくれるので、むくみやすい方にはおすすめです。

過剰摂取してしまうと逆効果になるので、カフェイン入りのコーヒーなどは、1日1～2杯を限度に抑えることが大切です。

 

デカフェならカフェインコントロールができる！

カフェインを特殊な方法で取り除いたデカフェは、カフェインコントロールしたい方におすすめのコーヒーです。日頃からコーヒーをたくさん摂取するという方は、適切な量である1〜2杯をベースにして、途中からデカフェに切り替えると良いでしょう。

また午後からデカフェに変更するなど、時間に区切りを付けると習慣化しやすくなります。

カフェインには、さまざまな作用がありますので、上手に取り入れることが重要になります。

 

デカフェは普通のコーヒーと味が変わる？

デカフェは、「味が薄い」「なんだか物足りなさを感じる」ということをよく耳にしますが、必ずしも全てのデカフェがそうとは限りません。普通のコーヒーに味の違いがあるようにデカフェによっても、それぞれ味が異なります。

デカフェは、コーヒー特有のカフェインの香りがあまりないので、物足りなさを感じる方もいらっしゃいますが、味に大きな変化は、ありません。

デカフェも飲み比べて、好みのものを探すようにしましょう。

 

デカフェで冷え性とおさらば！身体を冷やさずカフェイン摂取を

デカフェは、カフェインコントロールがしやすいコーヒーです。利尿作用もあまりないので、冷え性悪化を抑えることができます。

デカフェを取り入れて、身体を冷やさない習慣を付けましょう。