カカアコウォールアートのモンスターとは？場所や歴史も解説！

 

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ワイキキやホノルルに続き、新しい観光地として人気が高まっている「カカアコ地区」。ハワイ地産の料理が楽しめ、ハンドメイドアクセサリーが購入できるファーマーズマーケットなど、さまざまなスポットが用意されています。

なかでも、おしゃれやインスタ映えに敏感な観光客から注目されているのが「ウォールアート」です。カカアコのあちらこちらで見かけられます。

この記事では、ハワイでインスタ映えする写真を撮りたい方向けに、カカアコウォールアートモンスターについてご紹介します。歴史や注意点も併せて解説するので、ぜひ最後までお読みください。

 

カカアコのウォールアートモンスターとは？

新しい観光スポットとして注目されつつあるカカアコ地区のウォールアート群。80年代をイメージしたポップなモノやハワイ愛に溢れたノスタルジックなモノなど、さまざまなアートが楽しめます。

数あるウォールアートのなかでも特に人気を博しているのが、愛嬌溢れる魔物や怪物が多数描かれている「モンスター」です。

さまざまな色が使用されていることから、「アロハモンスター」や「カラフルモンスター」とも呼ばれており、可愛らしいデザインを見ようと日本からも多くの観光客が訪れています。

 

アロハモンスターの歴史について

アロハモンスターは、地域の活性化を図るために2011年から始まった「POW! WOW! HAWAII」というウォール・ペインティングイベントで誕生しました。

POW! WOW! HAWAIIは毎年2月に世界中からアーティストを呼んで開催されるペインティングイベントで、開催時期に訪れるとアーティストが実際にペイントを行っている様子が見学できます。

アロハモンスターをはじめとするウォールアートは、ビルの壁や倉庫の扉などをキャンバスにして描かれているのが特徴です。

 

アロハモンスターの作者は誰？

アロハモンスターは、アメリカのアーティストやクリエイティブディレクターであり、かつラジオホストもこなすKevin Lyons氏によって制作されました。

モンスター以外に「Bomb」などのシグネチャーアートを持っており、StussyやDC、Colletteなど、さまざまなストリートブランドをクライアントに持ちます。

日本の企業ではユニクロとコラボした過去があり、高い人気を集めました。現在は個人でオリジナルTシャツの展開も行っています。

 

モンスターのウォールアートはどこにある？

モンスターのウォールアートは、カカアコ地区の中央に位置する大型文房具店「フィッシャーハワイ」の壁に描かれています。近くにマザーウォルドロン公園があるので、目印にするのがおすすめです。

また、2020年の2月には、海側にある公園「カカアコウォーターフロントパーク」の近くにモンスターの新作が公開されました。モンスターとフルーツが描かれており、ハワイがぎゅっと詰まったデザインになっているのが特徴です。

 

カカアコのウォールアートモンスターを訪れる際の注意点について

カカアコ地区はほかの地域と比べて治安が悪く、ひったくりや車上狙いなどの犯罪に巻き込まれる可能性があります。

事実、2018年にはカカアコ地区内にある公園の公衆トイレで、日本人観光客が襲われ、大怪我を負わせられる事件も発生しています。

そのためカカアコのウォールアートを訪れる場合は、なるべく明るい時間帯を選ぶようにしましょう。また、ひったくりに遭わないためにも、道端に荷物を置かないようにするのが賢明です。

 

まとめ

可愛らしい魔物や怪物が多く描かれているウォールアート群のひとつ「モンスター」。「アロハモンスター」や「カラフルモンスター」とも呼ばれており、海外はもちろん日本からも多くの観光客がモンスターを目当てに訪れます。

モンスターは、カカアコ地区の活性化のため2011年から始まったウォール・ペインティングイベント「POW! WOW! HAWAII」で誕生。アメリカのアーティストKevin Lyons氏が手掛けています。

なお、カカアコは決して治安が良い地域ではないため、なるべく明るい時間帯を選んで訪れるようにしましょう。この記事を参考に、ぜひモンスターを見に行ってみてください。