自律神経を調整し、リラクゼーション効果がある音楽について

この記事を読むための時間：3分

音楽には自律神経を調整し、副交感神経を優位にして体をリラクゼーションさせる効果があるといわれています。世の中には様々な音楽が存在しますが、その中で最もリラクゼーションできる音楽は、果たしてどれでしょうか。また、音楽をどのようにして聞けば、リラクゼーション効果を得られるのでしょうか。今回は自律神経を整え、リラクゼーション効果が期待できる音楽について、色々と解説していきます。

リラクゼーション効果がある音楽とは

自律神経を整え、リラクゼーション効果がある音楽とは、1/fゆらぎと呼ばれる周波数を持った、アルファ波が多く出る音楽です。音楽を聴くことで脳内に出現したアルファ波により、脳がリラックス状態になり、副交感神経を優位にして自律神経のバランスを整えます。脳がリラックスし、自律神経のバランスが整うと、体全体がリラックス状態になり、安らぎや癒しが感じられるようになります。

リラクゼーション効果がある音楽の聴き方

音楽によるリラクゼーション効果を更に高めたい場合は、音楽を聴くときの音量調整と、環境選びが重要です。具体的に見ていきましょう。

音量調整

音楽を聞くときに最もリラクゼーション効果を得られる音量は、40デシベル以下です。40デシベルは図書館で流れるBGMの音量が最も近い大きさになります。音量が大きいとかえって騒音になってしまいますし、音量が小さすぎると逆に全く聞こえなくなってしまい、リラクゼーション効果を得られないので、音楽の音量は40デシベル以下に合わせて聞くことが、リラクゼーション効果を得るためには効果的です。

環境選び

音楽を聴いてリラクゼーション効果を得るためには、環境選びも大切です。音楽以外の音が入りにくい、ベッドルームなどの静かな環境で音楽を聞くことにより、音楽のリラクゼーション効果を効率的に得ることができます。また、緑の多い自然豊かな公園や、開放的な空間が広がる海辺など、自然の景色を眺められる環境の中で音楽を聞くことも、聴覚と視覚から同時にリラクゼーション効果を得られてより効果的です。

リラクゼーション効果がある音楽の選び方

より多くのリラクゼーション効果を得たいのであれば、1/fゆらぎと呼ばれる周波数を持ち、脳から多くのアルファ波が出る音楽を選ぶのが良いでしょう。ではそれはどういった音楽なのか、一緒に見ていきましょう。

自然の音

太古より人類が耳にしてきたであろう自然の音は、私達にとって最も付き合いの長いリラクゼーション音楽です。1/fゆらぎというのは、水の流れる音や草木の揺れる音のような、自然界でよく聞かれる音のゆらぎのことです。自然の音こそ1/fゆらぎであり、ゆらぎの音により私達の脳内にアルファ波が出現し、自律神経を整え、心身に大きなリラックス効果を与えてくれます。

モーツアルト

クラシック音楽の代表的作者、モーツァルトの楽曲にもリラクゼーション効果があるのをご存知でしょうか。モーツァルトの音楽は自然の音と同じように1/fゆらぎが多く、ゆらぎの音を聞くことで脳からアルファ波が出現し、自律神経のバランスが整って心と体がリラックスします。

好みの曲

リラクゼーション効果が期待できる、最も身近な音楽は自分の好みの曲です。人は好みの曲を聴くだけで脳からアルファ波が出現し、心と体に多大なリラックス効果を得られます。好みの曲であればどんな曲でも大丈夫で、静かなポップスやイージーリスニングだけでなく、ハードロックやヘビーメタルのような激しめの音楽でも、そのジャンルがお気に入りであれば、リラックス効果を得ることが可能です。

リラクゼーション効果がある音楽を聞こう

音楽を聴くことは、私達がリラクゼーション効果を得ることができる、最も手軽な方法です。自然の音やモーツアルトの楽曲をはじめ、自分の好みの曲を聴くだけでも多大なリラクゼーション効果を得ることが可能です。
私達アロハ・マーメイドでもリラクゼーション効果を得るために作られた瞑想用のCDを販売いたしております。目を閉じて、心臓の鼓動と同じリズムのビートが刻まれた、リラックス効果抜群の音楽を聞くだけで、身も心もリフレッシュできますよ！ご興味のある方はぜひ一度お試しくださいね。